最終更新:2026年9月13日 | 提供:株式会社みうら
SNSのショート動画で再生数を伸ばすには、大きく2つのステップが重要です。
いわば「フックで止めて、フィッシングで釣る」。冒頭のフックのかけ方は冒頭でフックをかける方法12選を参照してください。この記事では、もう一方のコメントを釣り上げる方法を解説します。
結論:コメントを読んだり書いたりしている間も動画は再生され続けるため、視聴時間が伸びるからです。どのSNSも「長く・最後まで見られる」ことを重視します。
さらにコメントが増えると、「自分が見た感想」以外に「みんなはどう思っているんだろう?」という心理が働き、動画を見る時間+コメントを読む時間がどんどん積み上がっていきます。コメントは“再生数の燃料”なのです。
ただし、「コメント書いてね!」と入れただけで書いてくれる人はいません。クイズにしても「答えたい」と思わせなければ答えは返ってきません。では、どうやってコメントを釣るのか。具体的に紹介します。
間違いを見つけると、人はどうしても指摘したくなります。この心理を利用します。
Aさんがウーロン茶を飲んでいる
Bさん:美味しそうなコーラだね
Aさん:美味しいよ
こういうシナリオにすると、視聴者が“Cさん”として登場してくれて、コメント欄に「それウーロン茶だよ」と書いてくれるわけです。
これは カニンガムの法則(Cunningham's Law) で説明できます。「インターネットで正しい答えを得る最良の方法は、質問することではなく“わざと間違った答え”を書くことだ」という有名な経験則です。人は質問には反応しなくても、目の前の誤りは訂正せずにいられません。
背景にあるのは、「自分の知識・正しさを示したい」という承認欲求・有能感。訂正コメントは書く人にとって“気持ちのいい行為”なので、自然と手が動きます。動画にあえて小さなツッコミどころを仕込むのは、この法則の応用です。
出典:カニンガムの法則 - Wikipedia / Cunningham's Law - Wikimedia Meta
間違いは“軽微で悪意のないもの”に。わざとらしすぎると「狙ってるな」と見抜かれ、逆効果になります。
先輩 vs 後輩、店員 vs 客などを対立させ、視聴者をどちらかに感情移入させると、相手側への反論コメントをもらいやすくなります。店員側に移入させると「あぁ…こんな客いるよなぁ」という心理が働き、それがコメントになって出てきます。
2つの心理が関係します。
出典:物語世界への没入体験(小山内秀和・楠見孝/京都大学・心理学評論, J-STAGE) / パラソーシャル関係とは(THECOO)
視聴者に“味方”を作ってあげると効きます。最後に「どちらが正しいと思う?」と問えば、対立×問いかけでコメントがさらに伸びます。
専門的な内容や地域ローカルなクイズ・問いかけにすると、「これは自分にしか分からない/答えられる」と認識され、答えを引き出しやすくなります。建築の技法について聞く、思いっきりローカルな質問をする、などです。
逆に「千円札に描かれている人物は誰?」のような誰もが知っている問いは、「自分が答えてもしょうがない」と思われ、かえって答えてもらえません。
鍵は 傍観者効果/責任の分散 の“逆用”です。
つまり「答えられる人を意図的に絞る」ことで、責任と優越感の両方を一人ひとりに向けられるのです。
出典:傍観者効果 - Wikipedia(責任の分散・多元的無知などの解説を含む)
この方法は、アカウントを運営してある程度ファンが増えた状態で効果を発揮します。立ち上げ当初は“答えられる人”自体が集まっていないため、効果が薄くなります。
コメントは、視聴時間を伸ばす“再生数の燃料”です。「コメントして」とお願いするのではなく、人が思わず書きたくなる心理を設計するのがコツでした。
そして大前提は、まず冒頭のフックで見てもらうこと。フックで止めて、フィッシングで釣る——この両輪で、視聴時間とコメントを積み上げていきましょう。
コメントを読んだり書いたりしている間も動画は再生され続けるため、視聴時間が伸びます。どのSNSも長く・最後まで見られることを重視するため、コメントは再生数を伸ばす重要な要素になります。
それだけでは増えません。人が思わず書きたくなる心理を設計する必要があります。ツッコミどころを作る、対立で感情移入させる、自分しか答えられない問いにする、といった仕掛けが有効です。
ある程度ファンが増えた状態で効果を発揮します。立ち上げ当初は答えられる人自体が集まっていないため、効果が薄くなります。