最終更新:2026年9月13日 | 提供:株式会社みうら
※ 本記事の例は、実際に10万回以上再生された動画の冒頭を、出演者名を伏せて「演者A」「演者B」に置き換えて紹介しています。「作例」と記したものは説明用のサンプルです。
結論:冒頭2〜3秒で「続きを見たい」と思わせられるかが、視聴維持率=再生数を左右します。フックとは“離脱を止める最初の一撃”です。
ショート動画はスワイプ一つで次に飛ばされます。だからこそ、冒頭で「え、なに?」「続きが気になる」と思わせる仕掛け=フックが必要です。以下の型は、実際に伸びた動画から抽出した“つかみ”のパターンです。音声オフでも伝わるよう、最初の一言はテロップにも入れるのが基本です。
疑問を投げると、脳は勝手に「答え」を探し始め、離脱しにくくなります。会話劇なら“ツッコミ”から入るのが効果的です。
演者A:これ誰が描いたん?
演者B:おれが描いたんじゃ
演者A:なんでここ丸いん?
使いどころ:ビフォー/違和感のあるモノを見せて「なんで?」と問う。ポイント:答えは動画の中で回収する。
冒頭で“もめている”状態を見せると、「どうなるの?」と続きが気になります。緊張感は強力なフックです。
演者A:やってくれたなぁ
演者B:はい??
演者A:近所の車にペンキが飛びまくっとるが
使いどころ:トラブル・苦情・想定外の出来事。ポイント:最後は解決やオチ、または“教訓”で回収すると満足度が上がる。
常識を裏切る強い言い切りは、「え、なんで?」を最大限に引き出します。実例で最も伸びた型がこれでした。
演者A:うちの職人が、お宅のトイレをお借りすることは絶対にありません
演者B:え、そんなことあるん?
なぜ強い:断言で足を止め、続きで視聴者の得になる情報(安心できる業者の見分け方)を渡す。「意外な断言 × 実益」は黄金パターン。注意:内容が伴わない“煽りだけ”はNG。
視聴者が思うであろうリアクションを、先に演者が口にすると「それな」と引き込めます。
演者A:え?この色で塗るんですか?
演者B:いけんのん?
使いどころ:驚き・違和感のある選択や場面。ポイント:表情やテロップで「え?」を強調する。
「これ、おかしくない?」と問題を提示すると、視聴者も一緒に“粗探し”モードになり、最後まで見ます。
演者A:この図面、おかしゅうない?
演者B:どこがぁ??
演者A:巾木がねえが!
使いどころ:専門家が素人には気づけない点を指摘する系。ポイント:“プロならでは”の視点が信頼にもつながる。
ターゲットが「わかる…」と感じる場面を冒頭に置くと、自分ごととして見てもらえます。業界内輪ネタも有効です。
演者A:また設計変更?
演者B:ごめんなぁ、施主がどうしても言うんよ
使いどころ:職種・業界の“あるある”、お客様の“あるある”。ポイント:狙う相手が明確なほど刺さる。
音声オフ視聴に備え、冒頭に状況を示す短いテロップを出すと、一瞬で内容が伝わり離脱を防げます。
テロップ:現場でポイ捨て?
演者A:あんたんとこの職人がポイ捨てしとるが
ポイント:テロップは短く・大きく。1画面で読める文字数に。
「結論から言うと」「◯選」「たった1つ」など、先に価値を提示すると「それ知りたい」で止まります。
作例(テロップ):外壁で“絶対に選んではいけない色”があります
作例:家づくりで9割が後悔するポイント、1位は…
使いどころ:ノウハウ・ランキング・注意喚起系。ポイント:数字は具体的に(「3つ」「9割」など)。
「この後、まさかの展開に」と結末を匂わせて中断すると、脳が“未完了”を嫌い、最後まで見てしまいます。
作例:この現場、実はこの後とんでもないことになります
作例:最後まで見ないと、逆に損します
注意:煽って中身がないと信頼を失う。必ず“ちゃんと回収”する。
「知らないと損する」「これで◯◯が防げる」と、視聴者の得・損を最初に示すと、自分に関係あると感じて見続けます。
作例:これを知らずに業者を選ぶと、数十万損するかも
作例:この一手間で、外壁が5年長持ちします
ポイント:③意外な断言と組み合わせると最強(実例の76万回はこの型)。
「◯◯な人だけ見て」と対象を絞ると、その人に強く刺さります。岡山なら岡山弁や地元の固有名詞で一気に自分ごと化できます。
作例:岡山で家を建てる人だけ、見てください
作例:倉敷で外壁塗装を考えとる人へ
ポイント:地元の反応(コメント)が集まり、地域に届きやすくなる。くわしくは岡山でSNSが伸びる理由(岡山弁×ローカル戦略)。
驚き・怒り・困惑などの感情の第一声から入ると、温度感で足が止まります。
演者A:なんで、こがいな図面になっとん?
ポイント:やりすぎ・不快はNG。あくまで“気になる”範囲で。
単体でも効きますが、実例で最も伸びたのは ③意外な断言 + ⑩ベネフィット(実益) の掛け合わせでした。「常識を裏切る一言で止める → 視聴者が得する情報で回収する」。まずは①問いかけ・②対立・③断言のどれか一つを“型”として使い、慣れたら組み合わせていきましょう。そして忘れてはいけないのが、フックはあくまで入口。続きの構成・オチまで含めて設計してこそ、最後まで見られます。
最初の2〜3秒が勝負です。ここで「続きを見たい」と思わせられるかで、視聴維持率が大きく変わり、結果的に再生数を左右します。
実例では「常識を裏切る意外な断言」×「視聴者の実益(知って得する内容)」の組み合わせが最も伸びていました。断言で止め、続きで役立つ情報を渡す形です。
いいえ。冒頭で止めた後、内容が期待に応えないと途中離脱します。フックは入口で、続きの構成・視聴維持・オチまでを含めて設計することが大切です。