最終更新:2026年9月21日 | 提供:株式会社みうら
※ 本記事の図は、考え方をわかりやすく示すためのイメージ図です。
結論:どんなにフックや編集を磨いても、そもそも誰も興味のないテーマでは伸びません。テーマ・ネタ選びは、撮影・編集より前の“企画段階”で勝負がほぼ決まります。
これまでフックが効かない理由や動画が最後まで見られない理由(中だるみ)で、撮った動画をどう良くするかを見てきました。ですが、その前にもっと大事なことがあります。「何を撮るか(テーマ・ネタ)」です。
いくら冒頭のフックが上手でも、中だるみがなくても、視聴者が興味を持たないテーマなら、そもそも見てもらえません。逆に、ネタさえ当たれば、多少作りが荒くても伸びることがあります。だからこそ、撮る前のテーマ選びが最重要なのです。
テーマ選びの問題は、継続率グラフだけでは分かりません。見分けるポイントはこうです。
💡 テーマを疑うサイン
・継続率(視聴維持率)は良いのに、再生数・リーチが伸びない
→ 動画の作りは悪くない。テーマの需要が小さい/誰向けか曖昧な可能性が高い
・毎回テーマがバラバラで、アカウントとして「何の人か」が伝わっていない
→ SNSが「誰に見せればいいか」を判断できず、広がりにくい
継続率は「見始めた人が最後まで見たか」を表しますが、そもそも何人に届いたか(リーチ)は別の話です。作りが良いのに数字が伸びないなら、直すべきは編集ではなく次に撮るテーマです。
では、どんなテーマを選べばいいのか。基本は「視聴者の関心(需要)」と「自分が語れること(強み)」の2つが重なるところです。下の図で見てみましょう。
読み方:右上=「視聴者が知りたい × 自分が語れる」テーマが“伸びるネタ”。左上(自分は語れるが需要が低い)は自己満足になりがち、右下(需要はあるが自分に強みがない)は勉強すれば戦える、左下(どちらも低い)は伸びません。
やりがちなのが左上――「自分が言いたいこと」だけで作ってしまうパターンです。大事なのは視聴者の関心を起点に、その中で自分の強みが活きるテーマを選ぶこと。では、伸びないテーマの典型を見ていきましょう。
宣伝・実績自慢・お知らせなど「自分が言いたいこと」中心だと、視聴者には刺さりません。最も多い失敗です。
直し方:視聴者の関心を起点にする。「自分が伝えたいこと」を「視聴者が知りたい形」に翻訳して届ける。
誰も検索せず、興味も持たれないテーマは、作りが良くても伸びません。需要の見極めが抜けているパターンです。
直し方:人の悩み・欲求・疑問に応えるテーマを選ぶ。「知りたい」「解決したい」があるところを狙う。
誰に向けた動画かが不明だと、視聴者は「自分ごと」と思えず、SNSも届け先を判断できません。
直し方:ペルソナ(想定視聴者)を1人に絞る。「岡山で家を建てたい30代」など、具体的に決める。
どこかで見た内容の焼き直しは、埋もれて伸びません。同じテーマでも“切り口”がないと選ばれません。
直し方:独自の切り口・一次情報(自分の現場・実体験・データ)を入れる。「プロだから言える」視点を足す。
業界用語や専門的すぎる内容は、一般の視聴者には響かず離脱されます。作り手が詳しいほど陥りがちです。
直し方:初心者目線・身近な例えにかみ砕く。「知らない人が見ても分かる」レベルまで下げる。
毎回バラバラのテーマだと、アカウントとして「何の人か」が伝わらず、フォローにもつながりません。
直し方:シリーズ化できるテーマを軸にする。「◯◯シリーズ」で続けると、視聴者もSNSも認識しやすくなる。
全国の誰でも作れるテーマは競合が多く、埋もれます。自分だけの強み(地域・現場)を使えていないパターンです。
直し方:地域や現場の独自性を武器にする。岡山なら地元ネタ・方言・ロケ地で深く刺さる(→岡山でSNSが伸びる理由)。
「視聴者の関心」は、探せばすぐ見つかります。次の5つが“ネタの宝庫”です。
作りは悪くないのに伸びないとき、次の項目を確認してみてください。1つでも当てはまれば、テーマに伸びしろがあります。
フック・中だるみ・オチは大切ですが、それは良いテーマを選べていることが前提です。どんなに作りを磨いても、需要のないネタ・誰向けか曖昧なネタは伸びません。「視聴者の関心 × 自分の強み」が重なるテーマを、コメントやよくある質問から見つけましょう。とくに岡山のような地域性は、あなただけの強い武器になります。テーマ(何を撮るか)で勝負の大半が決まり、フック・本編・オチ(どう見せるか)でそれを最大化する――この順番が、伸びる動画への近道です。
継続率(視聴維持率)が良いのに再生数が伸びない場合、動画の作り自体は悪くありません。多くはテーマ・ネタ選びに原因があります。そもそも需要が少ないテーマ、誰向けか曖昧なテーマだと、SNSが「誰に見せればいいか」を判断できず、広がりにくくなります。次の投稿でテーマを見直しましょう。
「視聴者の関心(需要)」と「自分が語れること(強み)」が重なるテーマを選ぶのが基本です。コメント欄やDMでよく来る質問、お客様からのよくある質問、検索されているキーワード、競合の伸びている動画などがネタの宝庫です。自分が言いたいことではなく、視聴者が知りたいことから発想するのがコツです。
ニッチでも、その層に強い関心があれば伸びます。大切なのは「関心の強さ」と「誰向けか」が明確なことです。とくに地域を絞ったローカルなテーマは、岡山など地元の視聴者に深く刺さり、コメントや反応を集めやすくなります。広く浅くより、狙いを絞るほうが伸びやすいこともあります。