最終更新:2026年9月21日 | 提供:株式会社みうら
※ 本記事のグラフは、実際の傾向をもとにしたイメージ図です。数値は説明用のサンプルです。
結論:冒頭(フック)を突破できているのに伸びないときは、継続率グラフの“中盤”を見ましょう。ここで急に落ちていたら「中だるみ」で離脱されています。
前回はフックが効かない理由で、グラフの左端=冒頭の落ち方を見ました。今回はその次のステップ、グラフの中盤です。冒頭を保てているのに再生数が伸びない場合、視聴者は本編の途中で飽きて抜けています。
チェックのコツは、伸びた動画と見比べて「落ち方の形」を見ること。伸びる動画はなだらかに一直線で下がりますが、中だるみのある動画は特定の場所でガクッと段差になって落ちます。その“段差の位置”が、視聴者が飽きた瞬間です。
💡 チェックの手順
① まず左端(冒頭)を見て、フックが効いているか確認(→ フックが効かない理由)
② 冒頭がOKなら、次に中盤の落ち方を見る
③ ガクッと段差になっている場所があれば、そこが「飽きられた瞬間」
④ その前後で何をしていたかを見返し、この記事の7つの理由で原因を探す
冒頭は同じように保てていても、中盤の落ち方で「最後まで見られるか」が変わります。なだらかに下がる良い例と、中盤で階段状に落ちる中だるみの例を並べました。
冒頭は保つのに、途中で飽きられて段差ができる
読み方:段差になっている場所が「飽きられた瞬間」。ここより後を見てもらえていないので、オチや締めのメッセージも届いていません。
最後まで飽きさせない=中盤に見せ場がある
読み方:段差がなく、なだらかに下がるのが理想。最後まで多くの人が残るので、オチや締めのメッセージ、行動(保存・フォロー)まで届きます。
※ 赤=中だるみのある動画、緑=最後まで見られる動画の継続率イメージ。注目は中盤の“段差”です。
💡 グラフを見る順番は「左端 → 中盤」
まず左端(冒頭)でフックが効いているかを確認し、そこがOKなら中盤の段差を探します。冒頭でも中盤でも落ちていなければ、次はオチ(見終わった後の行動)の設計を見直しましょう。なお、おすすめ表示中はループ・再視聴でグラフの末尾が持ち上がることがありますが、数日たてば右側は必ず下がります。判断は“落ちる場所の形”で行ってください。
言い直し・「えーっと」・無言の間などがそのまま残っていると、視聴者は待てずに離脱します。中だるみで最も多い原因です。
直し方:不要な間・言い直しをジャンプカットで削る。「1秒でも退屈させない」つもりで詰める。
あれもこれもと詰め込むと、話が横道にそれて中だるみします。1本で複数のことを伝えようとすると特に起きます。
直し方:1動画1メッセージに絞る。伝えたいことが複数あるなら、動画を分けてシリーズ化する。
同じ構図・同じ表情がずっと続くと、内容が良くても“飽き”で離脱されます。とくに一人語り・説明系で起きやすい。
直し方:カット割り・寄り引き・テロップ・BGM・効果音で変化をつける。数秒に一度は画が動くように。
ずっと同じ調子(平坦)で、盛り上がりや結論の一撃がないと、途中で「もういいや」となります。
直し方:動画の中盤に山場(一番の結論・驚き・ビフォーアフター)を配置し、そこまで見たくなる流れにする。
「この後どうなるか分かる」と感じた瞬間、人は離脱します。オチが予想できると最後まで見る理由がなくなります。
直し方:中盤に小さな「引き」(この後まさかの展開が/実はここに落とし穴が)を挟み、先を気にさせる。
内容に対して尺が長いと、間延びして中だるみします。「短いほど良い」ではなく、中身に対して長すぎないことが大切です。
直し方:まず不要な部分を削り、内容が詰まった長さにする。薄い内容を引き伸ばさない。
冒頭で「◯◯を教えます」と言ったのに、本編がなかなかそこに触れないと、期待外れで中盤に離脱されます。
直し方:冒頭で予告したことを、本編で順番に・寄り道せず回収する。結論を後回しにしすぎない。
💡 中だるみを直して最後まで見られるようになったら、次は「見終わった後の行動」を設計しましょう。締めの型はシナリオのオチのつけ方11選で解説しています。
継続率グラフが中盤で段差になっていたら、次の項目を確認してみてください。1つでも当てはまれば、伸びしろがあります。
冒頭(フック)を突破できても、本編が中だるみすると最後まで見てもらえず、オチや締めのメッセージも届きません。まずは継続率グラフの中盤の段差を探し、「長い・間延び・変化がない」を削ることから始めましょう。中だるみが消えれば、グラフはなだらかな右肩下がりになり、最後まで見られる動画に近づきます。入口(フック)・中身(本編)・出口(オチ)を一本の線で設計する――これが伸びる動画の基本です。
グラフの中盤を見ます。冒頭は保てているのに、中盤でガクッと階段状に落ちていたら中だるみのサインです。伸びる動画のグラフは段差がなく、なだらかに一直線で下がっていきます。冒頭で落ちる場合はフックの問題なので、まず左端、次に中盤の順で見るのがコツです。
まずは不要な間・言い直し・寄り道をカットしてテンポを上げることです。多くの中だるみは「長い・間延びしている」ことが原因なので、削るだけで改善します。その上で、中盤に見せ場(結論や山場)を配置し、画やテロップに変化をつけると最後まで見られやすくなります。
短ければ良いわけではありません。大切なのは尺そのものより「中身に対して間延びしていないか」です。内容が詰まっていれば長めでも最後まで見られますし、薄い内容を引き伸ばすと短くても離脱されます。まずは不要な部分を削り、必要な見せ場は残すのが基本です。